人はなぜついつい食べ過ぎてしまうのか?その理由・具体的対策とは!

人はなぜついつい食べ過ぎてしまうのか?その理由・具体的対策とは!

さて皆さん、年齢も重ねるにつれ、代謝も落ち、なかなか体重が落ちにくくなったりしませんか?

そんな中、人はなぜ食べ過ぎてしまうのでしょうか?食べ過ぎを防ぐ10選を紹介していきます。

これまで、常に発信させて頂いておりましたのが、ダイエットするためには、運動しましょう。

栄養のあるものを食べて燃やしましょう。などの話をしてきましたが、そもそも食べ過ぎていなければ、極端なダイエットは必要ないのです。

もちろん運動という意味では、骨密度をあげたり、健康効果はかなりありますので必要なことですが、何か目標を決めて、何十㎏体重落とすぞ等、そもそも食べ過ぎていなければ、体脂肪、体重は増えることはありません。

どんな人でもこのようなことは頭では、理解しているハズです。ではなぜ食べ過ぎはおきてしまうのか、改めて考えまして、対策を10選紹介していくそんな記事です。

 

出典:https://pixabay.com/

本題に入る前にまず食事というのは、生きていくためには誰しもが必要なものであります。

まず食事というのは、「お腹を満たすこと」「心を満たすこと」お腹の満足と心の満足が必要です。

お腹を満たす=ただお腹いっぱいになるだけではなく、栄養のあるものを健康的にバランスよく食べ健康を維持していくことです。

だからといって味気ないものをパサパサしたものを年がら年中食べ続けることはできません。

ですので、続けていくには、美味しく栄養も摂りたいというのが必要になってきます。

なぜ食べ過ぎてしまうのか

①栄養が足りていない

栄養が足りていないと体が機能していきません。糖質、脂質のカロリー的には摂取していても、体的には栄養が足りていないと勘違いしてしまい、食事をしろと命令が下ってしまいます。

もちろん脳もビタミンが足りていない、アミノ酸が足りていない等ピンポイントでわかるわけではなく、何かがおかしいとのことで、脳から「食べろ」と指令がいき、欲求がでてきて、行動にでてきます。

そして食べるものが栄養があるものではなく、お菓子、ジャンクフード等食べてしまい、脂質、糖質が増え、さらに栄養が足りない、「食べろ」と指令がいくこの悪循環の繰り返しで、食べ過ぎがおきているのではないでしょうか。

②早食いしてしまう

食事が終えると脳に指令がいき、栄養が入ってきたなと満腹中枢が刺激されてお腹いっぱいという感覚になります。

食事をし始めて血糖値が上がっていくまでに15~20分くらい上がっていきますので、満腹中枢が刺激される前に食べてしまうと、ついつい食べ過ぎるということがあります。

つまり租借回数が少ないとこういったこともおきてしまうのではないでしょうか。

③空腹時間が長い

空腹時間が長いと、体内のエネルギー源も枯渇してきます。

空腹時間が長いとエネルギー不足になり、脳が「エネルギーを摂れ」という信号が強くなってきます。

ですので、空腹を我慢すればするほど、反動で一気に食べてしまう。食べても食べてもきりがない状態に陥ってしまうことがあります。

これはボクサーの試合前など減量末期の時には、このような状態が起きてしまいます。

試合後は、どんどん無限に食べていける気がして、細胞の中に入っていくことがわかるようになるのです。

しかし、一般の何も運動していない方は、その栄養が脂肪の方に入ってしまいます。

アスリートの方には普段筋トレをやっていますので、筋肉にも栄養が必要だぞとのことで、少ない栄養状態から回復するために筋肉に栄養がいきます。

ですので、普段運動をしていない人がただ単に空腹時が長くなってしまうと反動で、悲しいことに体脂肪の方に増えてしまうという現象になるのです。

④濃い味のものを食べた時

これはみなさんわかるかと思いますが、濃いものを食べて、「これだったらご飯何杯でもいける」という感覚ではないでしょうか。

ソースやマヨネーズ、濃い調味料やコーラなどの甘い炭酸系飲み物は、一度味を覚えてしまうと負の連鎖になってしまい、無限に美味しく感じますよね。

⑤習慣化してしまっている

この時間にこれを食べる仕事の合間、寝る前に決まった時間、空いた時間にお菓子を食べる人いませんか。

冷静に考えたらそこまでほしくなくても、この時間いつも食べているし、食べようみたいな感じでそれが当たり前になってしまっている方もいるのではないでしょうか?

⑥ストレスで食べすぎている

今まで、食べ物でも、運動でもきっちり行っていたことが、ふと今日はいいやと投げやりになってしまうことがあると思います。

なぜストレスが溜まってしまうとやけ食いしてしまうかといいますと、ストレスとはイライラ、悲しみ、不安等があてはまるかと思いますが、ストレスを感じる脳神経と食欲を調整するような中枢が隣同士にあるそうです。

ですので、ストレスを感じた時、隣にある食欲調整の箇所に刺激がいってしまい、食べる行動に移ることがいえます。

他にも理由はあるかと思いますが、だいたい以上6つがあてはまるのではないでしょうか?ここからはこれらの対策について、解説していきますので、ぜひご覧ください。

食べ過ぎの対策

①食事を抜かない

朝食、昼食、夕食と3食バランスよく食べることが大事です。

とある実験結果で「例えば朝食と昼食を食べて1500㎏カロリー」のパターンと「朝食を抜いて、昼食のみで1500㎏カロリー」を摂る場合で実験した結果、朝食抜いて、昼食のみ摂った人の方が体脂肪が上がっておりました。

やはり一気に体の細胞に栄養が飛び込んでいくため、体脂肪になりやすいとのことなんですよね。

例えば今日は夜に友達と会食だからお昼は食べないで行こう等、これもダメです。

要は一度に多く食べてしまうのが良くないのです。

②食前になにかを食べる

オススメはプロテインドリンク、納豆、ツナ缶、野菜類等を食前に食べておくと、ある程度お腹が満たされますので、良いと思います。

特にホエイプロテインは味も美味しく、栄養豊富、腹持ちも良いので、少し飲んでおくのはオススメです。

③よく噛んでから食べる

これはよく聞きますが、ではどのくらい噛んだら良いのでしょうか?

だいたい調べると20回~40回ほどとありますが、実はとても難しいです。

誰もが出来ることなのですが、なかなかできないものなのです。

特に美味しいものなどは早く飲み込みたい為、意識しないとなんですよね。

しかし意識して噛むことは健康にもとても良いことです。

唾液が出て口の中がすっきりする、虫歯にもなりにくい。消化も助けてくれる。栄養もしっかりとれる。いいこと尽くしなのです。

④量を決めてから食べる

食べ放題なんかのとこに行きますと、とにかく食べようと、あれもこれもといきがちですが、最初にあらかじめ、大皿ではなく小皿にして、調整するようにしてください。

ましてや、彼女とデートなどに行くと、カッコつけようとしてしまいがちですが、そこは自分はこういうスタイルだと胸を張り堂々と少量を食べましょう。

周りの目を気にしてはいけませんね。

⑤空腹時の時に買い物しない

街の中にはコンビニ、スーパー、商店街など、食べ物だらけで美味しいものがたくさん置いてあります。

減量中はしかたありませんが、あえて空腹のときに、美味しいものがある誘惑コーナーに行かないようにしましょう。

⑥見えるとこに食品を置かない

やはり見えるとこに食べ物がありましたら、すぐ手を伸ばしてしまいます。棚の中に入れるなど見えないところに置きましょう。

しかし、結局棚のところに行き、食べ物を取り出し、食べ終えるとまた棚にしまう等してしまい、意味がないパターンもありえます。

効果的になる方もいますので、試してみましょう。

⑦作りすぎを防ごう

大きいものを買ってしまい、腐るともったいないから全部食べてしまうというのは、あるあるですが、もし作り過ぎたら小分けにして、パックに入れ、冷凍しましょう。

⑧水分をこまめに摂りましょう

水分はとれば摂るほど良いというわけではありません。

飲み物でもオススメできないのは、糖質の入ったもの、紅茶、緑茶等そのへんですね。

オススメは炭酸水で、シュワシュワ感でのど越しも良いですし、先ほどの濃いものを食べたときなんかは、健康的な甘い炭酸水が一番良いです。

⑨歯磨きをする

これは意外と良いと思います。

食事を食べ終わった後、歯磨きをしたら口がすっきりして、デザートを食べようかなという時でも「あっ、さっき歯磨きしたな」と控えることもできますし、歯磨きのミントの感じがした中で、甘いものを食べると美味しさも半減してしまうんですよね。

こちらは食べ終わった後、だらだら長く食べてしまうことを防ぐ方法ですね。

⑩運動をしよう

やはりこれが一番大切です。

食べ物に関しては、人間の本能の部分で、正直一度美味しいものを味わってしまったら、一生その味を忘れることがないので、食べずに過ごすことは不可能に近いです。

どうしても、食べてしまいます。

よくスポーツジムで皆さんから声を聞くのは、昔ジャンクフード等好きなものだけを食べてた。

でも「運動を始めたら、体に良いものはなんだろうと研究し始めて、栄養バランスを意識し食事するようになって、自然とスイーツや油の多いものは、食べないようになった。

でも「週に一回や何日に一回は好きなものを食べるようにしています。」こういう意見の方が物凄い多いです。

結局は運動することによって、良いサイクルに入りましょう。このサイクルに入ってしまえば、我慢することがなくなります。

そしてたまに食べる好きなものの味が普段より格別になってきます。

最後に

普段の日常生活を過ごしていれば、色々なストレスを皆さん抱えているでしょう。

今回の対策10選を実行していければ、習慣化して、ある程度ストレスが溜まっても、食べ物に走らずず、運動の方に向かっていけるでしょう。

そして対策10選「こんなの全部無理だよ」と思う方もいると思います。

この中でも2,3個でも実践していただけたら何かしらのあなたにとってプラスに変わるでしょうし、ストレスを感じない方法ではなく、どの方向性で発散していくかなのです。

未来の自分に笑顔を送ってあげましょう。