【必見】ぽっこりお腹の原因は何?皮下脂肪&内臓脂肪を減らす方法とは!
- 2022.03.13
- 筋トレ・やり方
年齢が上がってくると、代謝も落ち、脂肪もだんだん落ちにくくなり、身体の中で一番気になるのが、「下っ腹の脂肪」ではないでしょうか?
他の部分の脂肪はダイエットで、効果は得ても、下っ腹のポッコリお腹はなかなか落ちません。
下っ腹の部分は最初に脂肪がつきやすく、ダイエットして脂肪が落ちるのも最後に落ちてくる場所なのです。
中には細身の体型なのに、お腹だけ出ているという方もいます。
下っ腹が出ているとボディラインが分かる服が着にくくなり、つい体型を隠すようなファッションになってしまいがちですよね。
そこで今回は下っ腹を凹ませる効率的な方法と対策を共に紹介します。
まず、ぽっこりお腹の主な要因「脂肪」から解説していきます。
下っ腹の主な原因は皮下脂肪&内臓脂肪
下腹ぽっこりの原因はいくつかありますが、一番最初に考えるべきは蓄積された脂肪についてです。
内臓脂肪とは?
内臓脂肪は、肥満の原因となる中性脂肪は腸間膜に溜まりやすく、過食や運動不足などで体内にエネルギーが余ると蓄積されていきます。
特徴としては、「つきやすいけれども、落ちやすい」のが特徴です。
内臓脂肪は、年齢があがるにつれ、つきやすい脂肪ですので、内臓脂肪が増えると、食事をしたときに膵臓からインスリンがでて体の中のエネルギーを取り込んでくれる働きがありますが、その働きが悪くなって、血糖値が高くなり、不健康(基礎疾患)になるリスクが非常に上がると言えるのです。
内臓脂肪がつくのは、食生活のみだれ(アルコールなど)が原因で、皮下脂肪よりも内臓に脂肪がいくのも特徴です。
内臓脂肪は男性に多い
また性別でいうと男性の方に内臓脂肪は、つきやすいとも言えます。
男性ホルモンにはエネルギー源となる内臓脂肪を増加させる働きがあり、一方の女性ホルモンには皮下脂肪を増加させる働きがあるのです。
周りの方を見回しても、細身でお腹だけ出ているのは、男性の方が多いのではないでしょうか?
内臓脂肪は落としやすい
内臓脂肪は皮下脂肪に比べ、血中に溶け出しやすい性質があります。
このことから、蓄積しやすい脂肪ではあるものの減らしていくことも、比較的容易といわれております。
お酒を飲む方は、頻度、量を減らすだけでも変わってくると思います。
下腹ぽっこりの原因が内臓脂肪によるものであれば、比較的速く解消できる可能性が高いということなのです。
皮下脂肪とは?
皮下脂肪とは、皮膚のすぐ下にある皮下組織に溜まる脂肪です。
外的衝撃から体を守るような役割があり、体温を維持したり、内臓や骨を守るクッション的な役割もあり、人間の身体には、なくてはならない脂肪であります。
特徴としては、「つきにくいけれども、落ちにくい」のが特徴です。
皮下脂肪は落ちにくい
日々トレーニングや減量に取り組まれる方だと、共感される方もいるかと思いますが、まずはウエスト回りの内臓脂肪がどんどん落ちていきます。
その後皮下脂肪が最後までなかなか落ちにくく、つまもうとすればつまめる感じになりますよね。
ですので、自分はやせ型だけどお腹ぽっこりしているなと感じられている方は、内臓脂肪の方が多いと思いますので、改善は比較的しやすいと思います。
下っ腹ぽっこりは、脂肪以外にも原因がある
ぽっこりお腹は脂肪だけでなく、様々な原因が挙げられます。
では具体的にどのような原因があるのか、まずは知ることが大切です。
筋肉の低下
腹部には胃や腸の他にも、たくさんの内臓が集まっています。しかし、お腹側には骨がないため、腸間膜や腹筋が内臓を支えています。
腹筋が衰えるとお腹を引き締める力が弱まり、さらに内臓が重力に負けて下がってしまい、下腹がぽっこりと出てしまうのです。
お腹の筋肉は普段の日常生活であまり使わないので、筋トレなどを取り入れて意識的に鍛えなくてはいけません。
姿勢が悪い
猫背になっていたりで、骨盤が歪んでくると、内蔵が下がりお腹が出てしまいます。
歪んだ状態の骨盤は、筋力不足の時と同じように自分の内臓を支えられません。
その結果、内臓が下がってお腹が出てしまうのです。
骨盤がゆがんでしまう原因には、悪い姿勢や足を組む癖などがありますので、整骨院などで骨盤矯正をしてもらうのも、ぽっこりお腹解消のひとつの方法です。
身体の冷え
身体の血行の流れが悪くなると、体が冷えてむくみ、脂肪がつきやすい状態になります。
同時に基礎代謝も下がってしまうため、体重も落ちにくくなってしまいます。
夏場でもシャワーで済まさず、湯船につかるなど、対策した方が良いでしょう。
下っ腹ぽっこり改善方法
では、下っ腹改善をする上で、一番の近道(最速)で行うにはどうしたら良いか、おすすめ改善方法を順に解説していきたいと思います。
運動しよう
一番おすすめなのは、有酸素運動と無酸素運動の組み合わせです。
ここでは、あくまで有酸素運動と言ってもマラソンのような長時間ではなく、激しい息切れしない、ウォーキング、階段の上り下りなどの運動をいいます。
ポイントとしては、30分以上の有酸素運動で脂肪燃焼の効果があると言われておりますので、30分以上は行いましょう。
お腹回りを改善したい方、腹筋を割りたい方にも言えますが、腹筋というのは皆さん誰でも持っています。
ただ外から見えるかどうかというのは別で、もの凄い腹筋を持っていても、その上に分厚い皮下脂肪が乗っていれば、腹筋は見えてきません。
逆に皮下脂肪が少なくても、腹筋の凹凸がなければ、腹筋は見えてきません。
腹筋運動をしたからと言ってお腹の脂肪をどんどん使っていく、というわけではありませんが、血液の流れが悪いと、栄養成分が流れなかったり、老廃物が溜まりやすくなったりしてしまうので、内臓回りの血液の流れを良くして代謝をあげるには、腹筋運動はやってほしいです。
食事のコントロール
内臓脂肪が増える大きな原因は食べ過ぎであります。
消費カロリーよりも摂取カロリーのほうが多くなることで蓄積されてしまうのは、一般的に誰でも言えることなのです。
脂肪の他にも、便秘気味の人で排泄するのが、溜まっていてお腹が膨れているという人もいると思います。
お腹を凹ますには、腸内環境の改善として、「食物繊維や乳酸菌配合の物を摂取して便通が良くなり、健康になる」と一般的には、言われておりますが、実はそうでない場合もあるのです。
一概には言えませんが、SIBO(小腸内細菌異常増殖症)といわれる現象が起きている方もいるのです。
SIBOとは、小腸内細菌異常増殖症ともいわれ、本来、人の身体の大腸には腸内細菌がたくさんいます。それが何らかの理由で腸内細菌が小腸の方に移動してしまっているのです。
小腸内で菌がたくさん発生してしまっている状態で、食物繊維で発酵するようなものや乳酸菌で腸内菌が増えるような食物を採ってしまうと小腸内で菌が異常に増殖してしまうのことになるのです。
要するに、大腸にいないといけない腸内細菌が、何らかの理由で、小腸に移動してしまっていることで、消化吸収した後、お腹が張ってしまうのです。
そういった方の場合、食物繊維や発酵食品を摂りすぎると、逆にガスが溜まり、小腸にダメージを与えやすくなってしまうこともあるので気を付けなければなりません。
まとめますと食事のコントロールには、
・摂取カロリーと消費カロリーのバランスに気を付ける。
・腸内の発酵食品に気を付けるべく、腸内環境を改善していく。
この2つが大切になりますので、皆さん意識して取り組んでみて下さい。
姿勢を良くしよう
先ほどの下腹がでる原因にもあげさせていただきましたが、やはり姿勢を良くするのはとても大事なのです。
というのも普通に座ってる状態でも胸を張って、お尻を引いて姿勢よく座っていると、インナーマッスル、腰回りの筋肉も使いますし、姿勢が良い状態をキープするのは意外と大変で、衰えにくくなるのです。
やはり楽な姿勢でずっといますと、腹筋も全然使わないですし、猫背になる、首も疲れてきて、さらに内臓回りの血液の流れも悪くなり、不健康なループに入ってしまうのです。
腹筋運動というのは、一日やっても5~10分程度のものでしょう。
しかし、一日数時間、自分で意識をして、姿勢を良くすることで、体幹をキープするため、腹筋を使っていますので、当然効果は出てくるわけです。
なので、運動や食事コントロールは苦手だな、という方は、姿勢を良くするということから始めてみるのが良いと思います。
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まとめ
今回は、下っ腹のぽっこりお腹改善に向けて、最速で結果を出すならということで、解説させていただきました。
皆さんも色々なとこからの情報で既に知っている方もいましたでしょうか?
今回の記事で改めて、「腹筋だけやってたのにお腹全然へこまないじゃないか」と思われる方のフォローになってくれたら嬉しいですね。
ハードなトレーニングは必要ないので、食事と有酸素運動、ご自宅で手軽にできる筋トレなどをうまく取り入れて下腹ぽっこりお腹を解消を目指しましょう。
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