クロスフィットトレーニングの効果とは?なぜ今人気なのか徹底解説!
- 2022.07.03
- 筋トレ・やり方
日々運動不足になってしまって、何かしら運動を始めたいけど、ジムに行って筋トレするだけではつまらない。
このような方に是非チャレンジしてもらいたいのは「クロスフィットトレーニング」です。
クロスフィットは、アメリカで大ブームとなり、日本でもモデルや著名人の間ではすでに支持を得ているフィットネス方法の一つで、みんなで楽しくできるうえに、脂肪燃焼に効果的ということで話題になり、クロスフィット専門のジムも増えてきています。
なかなか馴染みがないので、最初は戸惑うかもしれませんが、実際ジムに行ってみると、その魅力に取り込まれるでしょう。
今回は、そんな注目のクロスフィットトレーニングについて解説していきます。
クロスフィットトレーニングとは?
クロスフィットとは、もともとは、フィットネスの本場アメリカのカルフォルニアで始まったトレーニングメニューの一つで、「歩く・走る・起き上がる・拾う・持ち上げる・押す・引く」といった日常動作を中心に据えながら、毎回、内容の異なったトレーニングメニューを高強度で行うファンクショナルトレーニングプログラムで、基礎体力の向上が望めます。
内容的には非常にハードなトレーニングになりますが、個々の運動レベルに合わせて行うことができるので、他の筋トレやエクササイズの経験がないトレーニング初心者から、経験豊富な上級者まで幅広く参加することができます。
クロスフィットトレーニングの特徴
10の基礎能力を向上できる
クロスフィットは運動能力を10個に分け、日常生活に役立つ筋肉を総合的に鍛えていきます。
- 心肺機能
- スタミナ
- 筋力
- 柔軟性
- パワー
- スピード
- 連動性
- 俊敏性
- バランス
- 正確性
普段何気なくする日常的な動作(歩く・走る・起き上がる・拾う・持ち上げる・押す・引く)をいかに高い強度で行うかということが肝心です。
クロスフィットでは、制限時間内にできるだけ多くの運動を行う、決められた動作をできる限り短い時間で行う、というのが根本的な考え方です。
自分自身を追い込み、自分の限界に挑戦することで、飛躍的に日常に役立つ筋力が向上していくのです。
自分に合ったレベルで最適に活用できる
クロスフィットのワークアウトは、今までジムに通ったことがない人からプロアスリートまで、クラスの一人ひとりのニーズに合わせることができます。
どんなレベルの方でも自分のベストコンディションを実現できるように実践していきます。
普段全く運動していないけど、この機会にクロスフィットに参加してみたい方も大歓迎です。
また、忙しく時間がとれない方のワークアウトでもあり、クロスフィットの高強度エクササイズは45分で多量のカロリーを燃焼するため、全部で1時間以内でトレーニングを終えることが可能です。
楽しくゲーム感覚でフィットトレーニングできる
クロスフィットは、チーム構成があり、それぞれ自己紹介から始まり、各自目標を語り合い、互いに応援しあうことでフレンドシップを培うことができます。
ですので、個人ではなくグループで行い、決められたメニューを制限時間内に何回こなせるか、またはそのスピードを記録していきます。
一人で行うことと違い、メンバーと苦しみを共有でき、記録を競い合っている内に、いつの間にかハードなメニューをこなしている。というゲーム感覚で出来るフィットネスと言えるでしょう。
また、どのジムにおいても日替わりのワークアウトが作られており、参加者は毎回違うトレーニングを行うことになっていますので、毎回高いモチベーションで行うことが可能です。
どんなトレーニング効果があるの?
クロスフィットのトレーディングは、自重・ウェイト・有酸素運動を織り交ぜた複数の種目を集中して行うため、非常にハードなものです。
継続して行うことで、基礎体力の向上・心肺機能アップが期待できます。
基礎体力はあらゆる運動やスポーツはもちろん、日常の活動レベルを高くするためにも絶対的に必要なものです。
また筋トレの脂肪の分解を促進する成長ホルモンを分泌させる効果と有酸素運動の分解された脂肪をエネルギーとして燃焼する効果が期待出来ます。
この2つを同時に行うクロスフィットでは、高い脂肪燃焼効果が期待できると言えるでしょう。
クロスフィットトレーニングメニュー
さて実際にはクロスフィットはどのような流れで行われるのでしょうか?
基本は約60分間のトレーニングを行います。
クロスフィットトレーニングは、PRE-WARM UPに始まりWARMUP→SKILL→STRENGTH→WOD、そしてCOLL DOWNという流れになっています。
PRE-WARM UPとWARM UP
はじめはトレーニングの前の準備運動や有酸素運動に10分行います。
柔軟運動で体をほぐしてから、クロスフィット特有のマシンを使用したりランニング、縄跳びメニューで身体を温めて、トレーニングを行う前の準備と考えましょう。
SKILL
SKLLは、ジムナスティックという自重で行う腹筋や腕立て伏せ、器械体操などを行います。
スクワットや腕立て伏せのような無酸素運動、さらに筋力を鍛えるトレーニングを中心に約10分行います。
動きのメカニズムを理解しながら習得していきましょう。
STRENGTH
ウォーミングアップが終われば、次のトレーニングであるWODをやり抜くために必要な筋力を鍛えるトレーニングを行います。
主にバーベルなどを使用したメニューとなり、さらに今より上を目指して筋力を強化していくプログラムとなっており、重さよりも正しいフォームで行うことが大切になってきます。
WOD
WODとは日替わりメニューを意味しており、クロスフィットトレーニングのメインワークアウトの位置付けになります。
回数とラウンド数が決められているFortimeと、時間が決められているAMRAPの2つが基本となっています。
そのメニューは当日に決めることが特徴です。 例えば「10回バービージャンプ」「10回2重飛び」「20回腹筋」などをできるだけ速く行うなど、個人個人でレベルは違うため、負荷を調節しつつワークアウトしていきます。
COOL DOWN
そして最後に約5分間のCOOL DOWNを行い終了になります。
キレのある体を作るにはクロスフィットが最適
クロスフィットは動ける体を作るには最適です。先ほど説明した通り、脂肪燃焼効果に加え、アウターマッスル深層部にある細かなインナーマッスルも鍛えることが出来ます。
これは、体幹を鍛えることに必要な、脂肪を落とし、ボディラインの形成に必要な筋肉を鍛えることができ、効率よく体を引き締めることができます。
また、瞬発的な動作も頻繁に行うため、動けるキレのある体づくりには、最適だと言われています。
有名クロスフィットトレーナーAYA
クロスフィットトレーナーとして、最近メディアに取り上げられているAYA。
中村アン、黒木メイサ、土屋太鳳など有名女優のボディメイクを指導し、多くの信頼・知名度があり活躍されています。
彼女の引き締まった理想的なボディに惹かれ、多くの著名人がエクササイズ指導を受けていることや「AYAボディメソッド」などの著書も発売し、美しい肉体だけでなく、ストイックな食生活や筋トレが話題になっています。
彼女ほどの肉体を手に入れには、かなりストイックな生活が強いられますが、クロスフィットトレーニングを続けて、少しでも理想の肉体に近づけるよう頑張りましょう。
☆AYAボディメソッドを紹介した記事もありますので、是非参考にしてみて下さい。
筋トレ・ボディメイク本とは?「人気本おすすめランキング10選」を大公開。
まとめ
今や日本や世界中で人気を誇るクロスフィットトレーニングは、普通に体を鍛えるのではなく、心肺機能や脂肪燃焼などの10種類の身体能力を鍛えることがクロスフィットの特徴です。
身体能力向上に高い効果が期待できる上に、複数人で行うことができますので、これまでのスポーツジムでのトレーニングで三日坊主になっていた人にもおすすめです。
皆さんもクロスフィットで基礎能力向上を目指しましょう。
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