【疑問】軽い筋トレは意味がない?初心者がやってしまうNGな筋トレ法とは!
- 2022.04.15
- 筋トレ・疑問
筋トレをして体を逞しく、筋肉をつけていきたいと考えている人は多いと思いますが、すぐに効果が出れば苦労はしません。
筋トレは、長い年月大変なトレーニングを継続してこそ、ようやく効果が出てくるものです。
効果が現れるまでトレーニングが継続できず、途中で断念してしまった人も多いのではないでしょうか。
自分の理想の身体づくりはゴールが遠いため、なるべく初めの段階で正しい方法で臨んでいきたいものなのです。
特に、昨今では、筋トレ方法など世の中に情報が溢れすぎていて、色んな人が色んなことを言うため「どれが正しいのか?」と迷ってしまう人もいることでしょう。
そんな情報がたくさんある世の中で、もし皆さんが今やっている筋トレで、こんな方法を実践している人は要注意、意外に知られていない初心者の方がやってしまう筋トレのNG法を今回解説していきます。
やってしまいがちなNGな筋トレ
①一回身体を大きくしてから絞る
この方法は、筆者も昔取り入れて実践した経験があります。
筆者の経験上、一回身体を大きくするというのは、筋肉のことではなく、体脂肪も合わせて、ただ体重を増やしてから絞るのは全くの無意味なのです。
もちろん食事はしっかりとり、自然と体脂肪が増えてしまったものは、仕方がないですが、あえて脂肪を増やして、無理やり身体を大きくすると内臓に負担がかかってしまいます。
たしかに体重が増え、身体も大きくなり、パワーがつくと筋トレ時、満足感は得られるのですが、それは結果的に、筋肉ではなく、体脂肪が増えてしまっているのです。
大切なのは、自分の適切なカロリーベースを知り、プラスアルファで体重が減らない程度の栄養を取り入れること。
これで十分筋肉は成長してくれるのです。
②一回筋肉も脂肪も落としてから筋トレする
これは前述での逆のような形ですね。
そもそも筋トレを始める前に「一回こうしてから」などということは基本的にありません。
脂肪も人間の体にとっては、必要なものですので、一回落としてからという工程は必要ないです。
また筋肉というのは使わなかった場合、どんどん落ちてきてしまいます。なのでしっかり蓄えて貯筋していくことが必要です。
例をあげるなら、お金持ちになりたい目標がある方で、そこに向けて、「一回貯金をすべて使い、そこからお金持ちを目指す。」
こんなおかしな話はないですよね。単純に今あるお金から頑張って増やしていけばゴールまで早くたどり着きます。
筋トレ(貯筋)もこれと同じです。
なので、一回何々してから~という話を聞いたら本当にそんなことする必要ある?と疑った方が良いかもしれません。
③食べずに筋トレをする
これはダイエットが目的で筋トレを始めている方で、なるべく食べてはいけないと勘違いしてしまい、筋トレはするけど全然食事を摂っていないパターンの方ですね。
しかし実際の正しいダイエットの仕方は、食事をしない、運動をしない、この方法は決して良くありません。
筋トレで筋肉に刺激を与え、食事、睡眠をとり筋肉を回復させてあげるこの3点セットが効果を発揮するには重要なのです。
なので、カロリーを抑え、プロテインだけ飲んでいれば良いだろうなどという行為は、NGです。
④最初から無理してやりすぎてしまう
トレーニングを始めても3日坊主で、なかなか続かないんですよ、という方は多いかもしれません。
それとは対称的に中にはストイックすぎる方もいらっしゃいます。
こういう方に大切なのは、すぐに結果を求めすぎないことです。
肉体には明確な変化が出るまで、確実に時間がかかります。毎日自分で見ても微妙な変化ですし、周囲から見たらもっと違いがわかるまで時間がかかるでしょう。
体脂肪の変化はそれなりに早く結果がでるとは思いますが、筋肉の成長を感じれるようになるのは、早くて3か月~半年ほどは必要でしょう。
やはり筋トレは強度の高い、筋肉痛が長引いてしまうものをいきなりやれば良いというわけではありません。
怪我をしてしまっては元も子もないですし、まずは、自分の身体にあった土台作りをして、少しずつやっていきましょう。
⑤人と比べてしまう
人の心理というものは、学生時代から、どうしても比べてしまうものです。
特に若いうちは、人は良い面のみをみせたくなるので、充実感を表に出しますが、裏では色々な悩みを抱えて生きています。
そんな中で、人と比べてしまっても意味はないなと気づいていくものです。
やはり人間の個性もそうですが、筋肉も、十人十色で個性があり、目標としている身体が各々あると思いますが、完璧な身体というのは存在しないのです。
目標があるのは良いことですが、突き詰めていくとキリがなくなってしまうので、健康状態をベストに保ち、筋トレを追い込むほかありませんよね。
ですので人と比べるのではなく、過去の自分と比較し、長い目でみて自己成長ができていればベストでしょう。
筋トレは筋肉痛にならないと効果ない?
筋トレを始めたばかりの方は、筋トレの刺激に慣れていないので、筋肉痛になりやすいのですが、そのまま続けていくと身体も慣れてきて、筋肉痛になりにくい身体になってきます。
激しい筋トレをしたのにも関わらず、筋肉痛にならないと効果があるのか心配になりますよね。
しかし、筋肉痛にならないからと言って、筋トレの効果や筋肥大がないわけではありません。
あくまでも筋トレによる負荷に身体が慣れてきて、筋肉痛が起こりにくくなっているだけで、筋肉を刺激すれば筋トレの効果は得られるので、筋肉痛にならない=筋トレの効果がないということではないので、勘違いしないようにしましょう。
筋トレの効果向上改善方法とは
ここからはNGな筋トレ方法に対して、より効果的な筋トレ効果を得られるのにはどうしたら良いか?
効果を感じられやすくなる方法を紹介していきます。
負荷筋肉を意識する
皆さん筋トレを実践する際、なんとなく身体を動かしていませんか?
重たいものを持ち上げている途中、早く終わらして家に帰りたいなどといったことは考えてはいませんか?
実はこの思考回路が既に無駄を発生させてしまっているのです。
筋トレ時は今実践している部位を意識するほうが、意識しないよりも筋肉により刺激を与えることができ、同じ筋トレ方法で同じ負荷をかけても数倍~数十倍効果は上がります。
筋肉を意識する方法としては、例えば、二頭筋をダンベルカールで鍛えてるときは、片手が空くので、鍛えている方の筋肉を触ることで、反射的に筋肉への意識は増します。
最初は部位を意識するのは難しい人もいると思うので、いつもよりゆっくりとしたペースで、上げたり下げたりしてみてください。
筋肉に乗っている負荷の時間が長くすることは、意識と同様重要です。
リズムを大切にする
筋トレの効果は一定のリズムとそれに合わせた正確なフォームで行うことが、効果的なトレーニングに繋がります。
しかし、序盤のほうはまだ疲労がないので、良いですが、終盤になってくるにつれ、どんどん筋肉に負荷がかかり、リズムよく筋トレをすることが困難な場合が多いですよね。
なので筋トレ時は、音楽を聴くことをおすすめします。
音楽を聴くことで自然集中と一定のリズムで筋トレすることを手助けしてくれます。
さらに音楽を聴くことで前頭葉の血流が減少して筋肉をリラックスさせてくれることを証明しております。
筋肉の緊張を和らげ、トレーニングリズムも安定し、まさに一石二鳥なのです。
トレーニング後の入浴のタイミングに気を付ける
ジムでトレーニングした後は、汗をかいて入浴したくなりますよね?
しかし筋トレ後というのは、筋繊維は負荷を受けており、いわば激しく損傷して炎症を起こしているような状態になっています。
この状態では入浴よりも必要なことは、冷やすことなのです。
お風呂に入ってしまえば筋肉を温めてしまうため、疲労を回復させるどころか炎症を進行させてしまい逆効果になってしまいます。
そのような状態を避けるためには、筋トレ直後の入浴は控え、シャワーあるいは、筋トレ後30分~1時間あけてから入浴するのが良いでしょう。
まとめ
さていかがでしたでしょうか。
間違いなく言えることはどんな方法でも1日2日実践しても効果はありません。長く続けていくことが結果としてあらわれてくるのです。
筋トレの方法にしても、きつい思いをして実践しているのに、間違った認識のままずっと無駄なことをしていては、やりきれないですよね。
初心者の方でこれから筋トレをやってみたい方や今現在筋トレに励んでいて、なかなか効果が実感できない方は、これらの無駄になってしまっていることをしっかり理解したうえで、効率よく筋肉をつけていきましょう。
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